クリニック通信２０１５年１２月

クリニック通信　平成２７（２０１５）年１２月号

新クリニックに移転しました！

　藤島クリニックは平成27年11月24日から、従来地から東に約５０mの場所に移転いたしました。
これまでのクリニックは、昭和６０年の開院以来、３０年にわたって多くの皆様にご利用いただいてきましたが、なにぶん手狭だったため受診される方に御不自由をおかけしておりました。またエレベーターがなかったため、２階のレントゲン室や点滴室に行っていただくのが難しい方もおられるなど、不便なだけではなく診療面でも支障がありました。加えて、建物自体が建築後５０年以上経過し老朽化がめだっていたこともあり、このような不便を解消するために新築移転することにいたしました。

　新クリニックでは、上記のような不便な点をほぼ解消することができました。待合室の面積が広くなったことに加えて、インフルエンザなど他の方への感染に注意する必要がある場合に待っていただくためのスペースも確保でき、受診される方のプライバシーや安全を守る機能が向上しました。当然ながらエレベーターも備えておりますので、２階にあるレントゲン室、点滴室、身障者用トイレなどもスムーズにご利用いただけるようになっています。また、ミーティングや検査など多目的に使える部屋も作っており、広くなった診察スペースと併せて、今後、高血圧や糖尿病をはじめとする成人病の方へ日常生活の注意を御説明する場などとして活用していきたいと考えております。

　待合室や診察室の内装には、温かい雰囲気の中でご利用いただけるよう木目調や柔らかい色合いを多く用いました。車いすなどでのご利用にも対応するためトイレや廊下などにも十分な広さを確保しました。外観については、新しい中にも、いたずらに奇抜なものにならないよう心がけました。結果として、小倉の都心にふさわしく近年めざましい変貌を遂げている現在の大門、室町界隈に調和した建物にすることができたのではないかと思っております。
　もちろん施設面だけではなく、診療内容の面でも、より一層地域の皆様に親しんでいただけるクリニックにしたいと考えておりますので、今後ともなにとぞ宜しくお願い申し上げます。

　整地から数えると約２年にわたる工事期間中、近隣の皆様には御迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。あたたかい御理解を賜りましたことを厚く御礼申し上げます。また、設計を担当いただいた居織工房一級建築士事務所、施工いただきました株式会社緒方組はじめ工事関係の方々、そのほかお世話になりましたすべての皆様に心より御礼申し上げます。

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