安国寺
鎌倉時代に創建された禅宗のお寺です。森鴎外の「小倉日記」に、当時の住職さんと鴎外の親交が描かれていま
す。
森鴎外は軍医として明治32年6月から35年３月にかけて小倉に赴任しています。
以下、関連の部分を少し抜粋すると・・・
「明治33年11月23日
新嘗祭。（中略）曹洞の僧玉水俊虎将に小倉安国寺を再立せんとし、来りて勧進文稿を刪定（注１）せんことを請う。」
注１：けずり直す。
「明治33年12月4日
俊虠予が為めに唯識論を講ずること、此日より始まる。」
「明治33年12月31日
雨。始て僧俊虠を安国寺に訪ふ。」
（ちくま文庫 森鴎外全集１３ 独逸日記／小倉日記 より。字は原文のまま。）
（小倉北区竪町、当院から徒歩５分）
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